広く世界各国と縁を結ぶ

 

徳教会は各宗教を一爐に融洽した国際性宗教団体とする役割を希望し、常にユニバーサルな扶鸞大会や敦誼図融大会を催している。1985年以来、本院は積極的に交流を進め、既に共識を達成している。殊に徳教は大陸で尋源の結果、「徳教は確かに道教と同根同源」を発見。故に本院は徳教会と十分に合作して、全世界に向って道徳文化教育を推展し、並びに「宗教集大成」の工作を進め、「鸞は天下に鳴り、道は世界を走り、徳は人間に立ち、福は蒼生を佑く」の目標達成を期します。

 1983年から、蔡文老師は院生を導いて日、韓に赴いて宗教実務を考察、足跡は遍ねく、天理教、救世教、立正佼成会及び日生学生園、神道教に及び、日本の多くの宗教から非常に深い心得を得ました。殊に神道教と道教の関係で、蔡老師は曾って鸞文の中で強調:「日本、二千余年なり、大中原の中国人が根を生やした時間に、日本の文化は大唐を忘れず、日本の族性は儒を興し、道徳を実現し、更に道家の思想を変えて神道とし、日本『神道教』を国教としたのは、中国人道教の範で、院生も最専念して、研究し、その長を取り、道教に最適合した所を取って、台湾道教宮廟の気質を変えることを望む」

 1989年以来、両岸道教文化の交流促進及び両岸中国人の民族感情の凝集は、ずっと本院の努力目標です。大陸は目前伝統科儀の保存及び道教歴史の研究に力を入れて居り、本院も時代の変遷に配合して、創新改革を進めています。この外、蔡老師は更に神、鬼、人間の霊理研究とタブー研究を進め、道教の神秘さを更に理性的、更に人文的にすると同時に、宗教界と学術界の合作を促進し、互助互信を建立して、一緒に道教人材を培植し;且つ道教文化を民間に普及させ、更に学術界を奨励して道教を研究させ、両岸学者を結合して、《道家と道教文化叢書》を著作し、両岸を世界道教研究センターに努力します。

その他道教団体者は、香港蓬瀛仙館、青松観、金蘭観、東井圓佛会、香港道教学院、圓玄学院等、フィリッピン金鑾大道観、道徳総会、定光宝殿等、シンガポール道教総会等、香港道楽団、中国茅山道院道楽団、龍虎山天師府経楽団、北京白雲観道教経楽団合辧の「道教音楽匯演」、又香港東井圓佛会と合辧の「世界平和祈福大会」。